『アヴェマリア』って結局なに?
『アヴェマリア』って結局なに?
『アヴェマリア』を一言でいえば讃美歌です。
『アヴェマリア』がこんなに有名な理由。それは、何といっても曲の美しさでしょう。『アヴェマリア』の特徴、美しさをまとめてみました。
目次
アヴェマリアって一つだけじゃないよ?
これは知っている方のほうが多いと思いますが、アヴェマリアはアヴェマリアでも、フランスの作曲家シャルル・フランソワ・グノーのアヴェマリアやオーストリアの作曲家フランツ・ペーター・シューベルトのアヴェマリア、ジュリオ・カッチーニのアヴェマリア、ほかにもたくさんの種類があります。ですが、3大アヴェマリアと呼ばれるのはこの3つです。そもそも、アヴェマリアというのはキリスト教の聖母マリアへの祈祷の音楽です。聖母マリアということは主にカトリックでしょう。
クラシック音楽の常識!グノーのアヴェマリア!
グノーのアヴェマリアとは、ヨハン・セバスティアン・バッハの『平均律クラヴィーア曲集』第1巻の第1曲「プレリュード」を伴奏にグノーが旋律をつけて発表したものです。
歌詞
Ave Maria, gratia plena,
Dominus tecum,
benedicta tu in mulieribus,
et benedictus fructus ventris tui Jesus.
Sancta Maria mater Dei,
ora pro nobis peccatoribus,
nunc, et in hora mortis nostrae.
Amen.
意味
アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、
わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。
(wikipediaより引用)
Youtubeのほうに上がっておりましたのでお聞きください。
なんだか泣けてくる!シューベルトのアヴェマリア!
こちらの曲も3大アヴェマリアの1つです。こちらは僕の感想としてですが、グノーのアヴェマリアよりも美しさに秀でていると思います。こちらのほうをグノーのアヴェマリアよりも聞いたことがある人も多いかと思います。ですがどちらも優劣はつけられないですね笑
お前が作ったんじゃないのかい!カッチーニのアヴェマリア!
実はカッチーニのアヴェマリアとして知られている、下の動画の曲ですが、本当はカッチーニではない別人が作曲したそうです。本当は、旧ソ連の作曲家ウラディーミル・ヴァヴィロフが作曲したそうです。ですが、もはや僕にとっては誰が作曲していてもかまわないです。どれも素晴らしいので(笑)
この曲も3大アヴェマリアの1つです。こちらは少し物悲しい感じのあるアヴェマリアですね。歌詞はずっと「Ave Maria」を繰り返しています。
歌が入っているほうもいいですがピアノだけのほうも違う味わいがあります。
要はどの曲も素晴らしい!
いかかでしたか?でも結局言えることは、どのアヴェマリアも素晴らしいということですね。僕はカッチーニのアヴェマリアが好きです(特にピアノだけのほう)
皆さんはどれが好きですか?ぜひこの記事をきっかけにクラシック音楽に興味を持っていただけたらと思っております!